梅雨入り宣言が出たというのにまったく雨が降りませんね。

 

台風３号が北上するという天気予報に期待しましたが、

 

東へ進路を変えてしまったみたいで期待外れに終わりそうです。

 

６月の平均降雨量と今日までの降雨量を比較すると、

 

いつ帳尻合わせをするのかとても気になるところですね。

 

 

さて、気温が上がるにつれて髪の伸び具合い気になってきていませんか？

 

汗や湿気で髪がうねったり広がったり、、、

 

トロッター指数というのがあって髪の偏平率のことをさします。

 

直毛だと水に馴染みやすい部分（親水性）と

水に馴染みにくい部分（疎水性）とが比較的　均一に配置していますが

クセがあるとねじりが加わって膨張するところとそうでないところが入り混じります。

 

なので、うねったり広がったりぺたんとなったり

 

「んも～！！」

 

ということになる方がとても増えます。

 

 

梅雨時期は縮毛矯正の需要が急激に増え、美容室では

 

「縮毛矯正はいかがでしょうか！？」

 

というセールストークが格段に増えていきます。

 

 

今、美容室では髪に何らかのクセをお持ちの方がたくさんいらっしゃいますので

 

縮毛矯正をご希望される方が多数おられます。

 

中には、そのままの感じがお好みでクセを生かしたヘアスタイルの方もいらっしゃいます。

 

 

多様化の時代、ニーズにあったご提案が求められています。

 

８０年代は「OOOみたいにしたい！」というアイドルとかをまねるオーダーが多く

９０年代は「ひととちがうスタイル！」という要望に変わり

じゃあ、今はっていうと「私に似合うヘアスタイルにして欲しい！」

 

というお声が一番多くいただきます。

 

 

 

ですので、造形学、色彩学、実験心理学などを学んで

イメージの共有を図ろうとします。

 

造形学のなかでは、三角形や四角形などの角が少ないフォルムの

 

ヘアスタイルはシャープな印象を与え

 

多角形や丸に近いヘアスタイルだとソフトな印象になる！などとか、

 

色彩学では、セクシーな印象を持たせたい時はピンクやヴァイオレットなどの

 

赤みがかった色の選択を

 

逆にノーブルな印象を持たせたい時は赤みを打ち消すような

 

マットな色の選択をオススメしたりしています。

 

実験心理学では、前髪をうすくたらせばキュートな印象に

 

厚くたらせばモードな印象に近づいていきます。

 

 

このように、様々なニーズ（多様化するニーズ）に対していかにして答えていくかを

 

考えている時間は美容師としてとても楽しい時間です。

 

その結果としてお客様にご満足頂いて喜んでいただけたら！

 

それは美容師冥利に尽きます！！

 

 

お客様の「ありがとう！」

 

その笑顔とお声で「美容師、やっててよかったなぁ！」

 

すべての美容師がそう思っています。

 

もう、そう言っていただきたくて今日も一日頑張っています！

 

明日も明後日もしあさっても！！

 

美容師ってそんな生き物なんです！

 

またのご来店お待ちしています！！